さて、「お医者様でも草津の湯でも 恋の病は治しゃせぬ」という
「どどいつ」にかつてから不信の念を抱き続けていた、私の友人Aは、
失恋したことを、「よいチャンス」ととらえて、草津温泉にやってきました。
そんなに強いからこそ、失恋の痛手も簡単に癒えたのだとも言えますが、
なんにせよ、Aの失恋の傷は、あっという間に消えたそうです。
それどころか、打ち身も腰痛も、肌荒れもあっという間に癒えたとか(^^ゞ
本当に強い人間だなぁ・・・・・・と感心してしまいますが(*_*)
とにかく、草津温泉は、傷ついた心にも優しく、傷ついた体にも優しい温泉だと言えるようです。
しかし、そんな強い女であるAにさえ、「次に草津温泉に行くときは、あんたも一緒についてきてよ」と言わせる事件が、この草津温泉であったそうです。
温泉宿というのは、大概和室ですよね。
床の間があって、花が活けてあって、掛け軸がかけてあって、そして、畳敷きになっていると思います。
Aが宿泊したのも、そんな和室。
普段、フローリングの床の上のベッドで寝ているAには、なんとなく落ち着かなかったそうです。
さて、宿泊一日目の夜のこと。
Aが寝ていると、何か音がするそうです。「ミシッ、パシッ!」
普段から木造家屋に住んでいる人間にとっては珍しい音ではないと思います。
木の柱が収縮して、音をたてるんですよね。
でも、コンクリートの部屋に住んでいるAはそんなことは知りません。
気味がわるくなって、「鏡」を覗き込むと、青白く、髪の毛を振りみだした自分の姿が!!
大声をあげると、旅館の方が飛んできてくれたそうですが、
鏡と思ったのは、掛け軸の絵だったそうで(^^ゞ
「恥ずかしくて、一人では二度といけない」と、Aは言ってます(^−^)